風俗にはいろいろな業種がありますが、その中でも箱ヘル(ファッションヘルス)ってとてもポピュラーなものです。
繁華街を歩いていると、なんかキラキラしたエッチな雰囲気の名前のお店を見たことあるかもしれませんね。
それは多分箱ヘルです。
この記事ではそんな箱ヘルの仕事内容、メリットデメリット、稼ぎなど、働く上で知っておきたいことを全て紹介していこうと思います。
目次
箱ヘルってそもそも何??
まず箱ヘルとは、「店舗型(箱)ヘルス」の略です。
地域によっては「ファッションヘルス」、「トクヨク」なんて呼ばれ方もしますね。
店舗型というのは、その名の通り、ちゃんと店舗を持っている風俗です。
女の子はその店舗に出勤して、お客さんはその店舗に遊びに来ます。
プレイルームやシャワーも全部その店舗内にあって、そのお店の中だけで仕事が完結します。
箱ヘルは、日本でデリヘルの次に多い業種の風俗です。
地域によっては箱ヘルが密集したエリアがあったり、都市部なんかではビル全部箱ヘルなんて所もありますね。
箱ヘルで風俗デビューする女の子も多いです。
箱ヘルは本番(セックス)NG!
箱ヘルはあくまでヘルスサービスを行う店なので、本番行為(セックス)はNGです。
ヘルスサービスとは、あとでしっかり解説しますが、まずはざっくり「普通のエッチから本番を無くしたもの」と覚えてください。
ちなみに本番が法律でOKなのはソープだけ。
デリヘルも「デリバリーヘルス」なので、ヘルスサービスで本番NGです。
お金が必要で風俗で働くにしても、本番だけは抵抗あるって女の子は多いです。
なので本番のないヘルスで風俗デビューする子も多いんですね。
箱ヘルの個室ってどんな感じ?
箱ヘルで女の子が接客する個室は、接客に必要なものが最低限あるシンプルな部屋であることがほとんどです。
なので箱ヘルの個室にあるものはこんな感じです。
シャワー
ベッド
接客に必要な道具(イソジンや歯ブラシなど)
コンセント
冷蔵庫
スタッフと連絡用の受話器
部屋の大きさはお店によって違いますが、やっぱり基本的には広くはありません。
お店の面積は決まっているので、部屋を広くしちゃうと、部屋の数が減ってしまいますからね。
本当に接客に必要なものがあるシンプルな部屋です。
もちろんお客さんを接客する場所なので、どのお店も清潔感はしっかりあります。
汚い部屋ってことはまずないので、そこは安心してください。
ヘルスの仕事内容って何?
ヘルスにはいくつかの基本プレイというのがあります。
よく「ヘルスサービス」と呼ばれていて、基本的にはどのヘルスでも、このサービスは最低限あるものになっています。
そのヘルスサービスがこちら
キス、Dキス
全身リップ
フェラ
シックスナイン
口内発射
手コキ
指入れ
クンニ
基本プレイなので、このヘルスサービスはNGを出すことはできません。
ヘルスで働くなら、絶対に必要になってくるのがこのプレイなんですね。
この基本プレイを見てもらえれば分かると思いますが、ほんと「プライベートのHから本番をナシにしたもの」だと言えますよね。
基本サービス以外のオプションプレイ
ヘルスには基本プレイ以外に、オプションプレイというのがあります。
例えばこんなのですね。
コスプレ
バイブ
目隠し
オプションでお客さんが払う追加料金は、全部女の子のものになることがほとんどです。
多くのお店で、オプションは女の子が自由にNGを出すことができます。
つまり、できないのであれば、無理してやらなくてOK。
中にはオプションが絶対必要なお店もありますが、その場合、基本的には女の子に負担の少ないオプションばかりだと思います。
なので男性経験があったら、割と誰でも働くことができるでしょう。
箱ヘルの給料、稼ぎはどれぐらい?
箱ヘルにもランクというのがあって、お店によって給料の額は変わってきます。
高級ヘルスと大衆ヘルスだったら、やっぱり高級ヘルスの方がバックは高いです。
でも一般的なヘルスの場合、バックはこれぐらいになることが多いです。
45分 : 7000~9000円
60分 : 9000~1万1000円
90分 : 1万4000~1万8000円
基本的に風俗の給料って、お客さんが払った金額の6割ぐらいがほとんどです。
求人情報は正直嘘がほとんどなので、もし気になる箱ヘル店があるのなら、お客さんが払う料金の6割で計算してみましょう。
そのお店の大体のバックが分かります。
箱ヘルで働いたら一日の稼ぎはどれぐらい?
箱ヘルで働いたら、一日だいたいどれぐらい稼げるのでしょうか。
それを計算してみましょう。
45分8000円
60分1万円
90分1万6000円
この条件のお店で、1日8時間働くとします。
その場合の稼ぎの例はこちらです。
45分×3本=2万4000円
60分×2本=2万円
合計4万4000円
1日の稼ぎは4万4000円ですね。
実際はここから引かれものがあったり、指名料などプラスになったりします。
また、もちろんその日のお客さんの入りによって変わってきます。
でも8時間で4万4000円だったら、平均的な箱ヘルの稼ぎだなって思いますね。
もちろん稼ぐ女の子は、8時間で6万円を超えてきたりします。
でも地雷接客なんかで人気がない子は2万円台なんてこともあります。
でも8時間で4万円台なら、箱ヘルの平均ぐらいだと思っておきましょう。
箱ヘルで働くメリットはなに?
箱ヘルで働くメリットを紹介していきます。
特に箱ヘルかデリヘルかで悩んでいる女の子は、絶対読んでほしいです。
スタッフが近くにいる
箱ヘルは店舗型のお店なので、当然建物の中にスタッフさんが何人もいます。
スタッフが近くにいるというのは、特に風俗初心者の女の子にとっては最大のメリットかもしれません。
まずスタッフが近くにいることで、もし変なお客さんが来た時も、すぐに対応してもらえます。
風俗のお客さん中には、残念ながら、本番をしつこく求めてきたりするクソ客というのは存在します。
そんな時箱ヘルだったら簡単です。
部屋の電話でスタッフを呼べばもう解決ですね。
最悪どうしようもなければ、部屋から飛び出てしまっても問題ありません。
お客さんもそれを分かっているので、しつこく変なことをしてくる人というのは少ないです。
またスタッフが近くにいるということは、いろいろな相談に乗ってくれやすいということです。
風俗で働いていれば、いろいろ相談したいこともあるでしょう。
仕事の愚痴
身バレ対策
稼ぎ、接客の相談
ちょっとした世間話
特に風俗初心者の女の子は、相談したいことや聞きたいことが山ほどあったりしますね。
スタッフが近くにいて、親身にサポートしてくれるのは、店舗型ならではなんですね。
お客さんの回転率が高い
箱ヘルの特徴として多いのが、お客さんの回転率の良さです。
箱ヘルは基本的に、45分、60分といった短い時間のコースがよく選ばれます。
お客さんからすれば「さっとプレイして、さっと帰る」みたいな感覚ですね。
一人あたりの接客時間が短いので、コミュ力に自信がない女の子なんかは箱ヘルが向いていたりします。
逆にデリヘルは、一人あたりの接客時間が長いので、接客疲れしちゃったりするかもしれません。
また箱ヘルは、ふらっと遊びにくるお客さんも多いのが特徴です。
お店自体がそうやって回転率が高ければ、指名を取れない女の子でも、フリー客の力で稼ぐ事ができます。
ふらっと遊びに来る→誰でもOK→フリーという意味だと思います笑
まったく稼げないなんてことが少ないのが、箱ヘルのよさでもありますね。
箱ヘルは移動が無くて無駄な時間がない
デリヘルの場合、ホテルと待機所との移動の時間がどうしてもかかってきます。
この時間は女の子は給料をもらうことができません。
遠いホテルに派遣される場合、移動時間はどうしても無駄な時間になってしまいます。
しかし箱ヘルだったら、店舗に待機して、お客さんが来るのを待つ形なので、移動の無駄がありません。
予約で埋まるような人気のある女の子だったら、箱ヘルの方が無駄なく稼げたりするでしょう。
平日昼も稼ぎやすい
平日昼にしか働けない女の子には、箱ヘルはすごくオススメです。
多くの箱ヘルは、平日の昼間に、平日割みたいな割引キャンペーンをやっていたりします。
平日の昼と言えばお客さんが来ないイメージがあるかもしれませんが、そういうお店にはお客さんが普通に来ます。
意外と平日休みの人って多いものですし、箱ヘルだと短いコースで仕事をサボった営業マンとかが来たりします。
逆に平日の昼間がすごく弱いのがデリヘルです。
デリヘルのお客さんはゆっくりしたい人が多いので、やっぱり夜の方が圧倒的にお客さんが来るんですね。
平日の昼にしっかり稼ぎたい女の子は、絶対に箱ヘルがいいでしょう。
箱ヘルで働くデメリットはなに?
箱ヘルには箱ヘルのデメリットもあります。
それを見ていきましょう。
体力は必要かも
箱ヘルの特徴はショートコースが多くて、回転率がいいことです。
逆に言えばこれって、プレイ時間が長くておしゃべりで時間をつぶせないということなんです。
例えばデリヘルなんかだと、90分コースで接客すると、さすがに30分ぐらいはおしゃべりの時間があったりします。
でも箱ヘルの場合は、60分コースでもおしゃべりで時間をつぶすのは5~10分ぐらいというのが多いでしょう。
プレイをしている時間が多い分、体力的にはちょっとキツイときもあるかもしれません。
なので箱ヘルはある程度体力がある女の子の方が向いているでしょう。
シフト調整が厳しい
箱ヘルはデリヘルと違って、シフト調整がしっかりしています。
これは箱ヘルとデリヘルのシステムの違いです。
箱ヘルは、接客する部屋の数がお店によって決まっているので、あまりにも多くの女の子を出勤させることができないんです。
極端に言えば、部屋数が10で、30人の女の子が同時に出勤していたら、接客したくてもできない女の子が常に20人ぐらい出てしまいますよね。
なので箱ヘルには出勤調整があるわけです。
出勤調整があるということは、出勤の希望が全て叶うわけではありません。
- 週5勤務希望が週4回になる
- 10時→16時希望が12時→18時になる
- 週2回出勤希望だけど、今週は4回出てと頼まれる
こういうことが出てきます。
また、箱ヘルはデリヘルと比べて、遅刻早退、当日欠勤に厳しいところも多いです。
もちろんキャバクラと違って、罰金を取るところはそうそうありません。
すっごく怒られるわけでもないでしょう。
でも、遅刻早退当日欠勤があまりにも多いと、注意ぐらいはされるかもしれません。
ただお店によっては、箱ヘルでも遅刻早退欠勤に緩い場合もあります。
箱ヘルの天敵は雨!天候不良で稼ぎが落ちる
箱ヘルの稼ぎは雨の影響を受けやすいです。
どうしても店舗型ですから、お客さんは雨の中お店に来ないといけません。
雨が強いと、「また今度でいいか!」と思うお客さんも多いのです。
台風の日は正直お店はガラガラです笑
この点デリヘルは、女の子がお客さんの家やホテルに向かうタイプなので、雨の影響はあまり受けません。
なので箱ヘルの場合は6月や9月といった、雨や台風が多い時期には稼ぎがちょっと落ちることもあります。
どうしてもお金が必要な時期にずーっと雨続きだとかなりテンション下がりますね。
予想していたより稼げなくて、出勤時間を増やしたなんて経験を持っている女の子もけっこういます。
稼ぎが天気の影響を受けるのはデメリットの一つですね。
個室疲れでメンヘラ化する可能性もある
箱ヘルの女の子からよく聞くのが「個室疲れ」です。
これは実際に経験しないと分からないことかもしれませんね。
個室待機の箱ヘルの場合、女の子は出勤したら、基本的にその個室の中で過ごします。
狭い個室の中で何時間も過ごして、さらに待機時間が長かったりすると、人によっては気持ち的に落ち込んできたりするんです。
もちろんまったく個室疲れしない女の子もいます。
例えばインドア派の人なんかは、多少狭い個室で待機したところで、なにも気にならなかったりします。
また、資格の勉強をしている女の子なんかも、やることがあるわけなので個室疲れを起こしにくいですね。
でもこれは人それぞれです、
人によってはすぐに個室疲れを起こす場合もあります。
そういう場合は、個室疲れを起こさないような暇つぶし方法、いろいろ考えた方がいいかもしれません。
箱ヘルの仕事の流れってどんな感じ??
箱ヘルの仕事を具体的にイメージできるように、流れを説明していきます。
箱ヘルにもいろいろありますが、どのお店も基本的には同じ流れだと思っていいでしょう。
45分コースの例で解説していきますね。
1.まず待機&コールを受ける
まず出勤したら、お店の人に挨拶して、待機場所に移動です。
お店によって集団待機のお店もあれば、個室待機のお店もあります。
ここでは個室待機で説明していきますね。
お客さんがお店に来て指名されたら、部屋にある電話で、「今から接客になります」という形で連絡がきます。
そこで接客の準備をしていきます。
2.お客さんをお出迎え&挨拶
指名してくれたお客さんをお迎えです。
プレイはここから始まっていると思いましょう。
笑顔で挨拶したり、ちょっとイチャイチャしてみたり、プレイを盛り上げること意識できるといいですね。
3.シャワーを浴びる&歯磨き(5分)
プレイ前に絶対必要なのがシャワーと歯磨きです。
お客さんと一緒にシャワーに入り、自分とお客さんの体をキレイにします。
ここでもちょっとエロい感じで洗ってあげたりするとウケたりしますね。
箱ヘルはプレイ時間が短いので、シャワーに時間をかけすぎると良くありません。
スピーディに洗うことも大事になってきます。
4.ベッドでヘルスサービス(30分)
ベッドに移動して、この記事の最初の方にも開設したヘルスサービスをしていきます。
お客さんによってしたいプレイは少しずつ変わってきます。
自分のできる範囲で、お客さんが喜ぶようなプレイをしていきましょう。
箱ヘルはプレイ時間が短いですから、フィニッシュの時間もある程度計算に入れておかないといけません。
時間のことも考えて、プレイをリードしていきましょう。
これは慣れればできるようになるはずです。
5.プレイ終了&シャワー(5分)
プレイが終わったら、最後にお客さんと一緒にシャワーに入ります。
シャワーでキレイにしてあげるときも、楽しそうに会話するのが大事です。
お客さんとお別れするまでがプレイなので、ここでの印象がいいとまた次にも繋がりやすいでしょう。
6.服を着る&ちょっとおしゃべり(5分)
残り時間にもよりますが、お客さんによっては、シャワーが終わった後にちょっと喋ったり、タバコを一本吸いたいという人もいます。
そういうお客さんの場合、ちょっとおしゃべりして時間を過ごしましょう。
箱ヘルの場合はプレイがメインなので、このおしゃべりの時間は短いことが多いです。
7.お客さんをお見送り
最後はお客さんをお見送りです。
また来たいと思わせるように、最後まで笑顔でいましょう。
8.プレイ部屋の掃除&待機
プレイが終わったら、自分の待機部屋に戻ります。
ベッドなどを軽く掃除して整えましょう。
普通の箱ヘルの場合、そんなに時間はかかりません。
掃除が終わったらまた待機スタートです。
次のお客さんがくるまで、休憩の時間ですね。
箱ヘルの仕事 まとめ
風俗初心者の女の子にもわかるように、箱ヘルとは何かをしっかり解説してきました。
箱ヘルは風俗ではすごくポピュラーな業種で、特に風俗初心者に向いていると思います。
やっぱり箱ヘルの魅力は、スタッフが近くにいる安心感。
風俗初心者のうちは、その安心感が一番大事なんじゃないでしょうか。
また稼ぎの面でも、稼ぐ女の子だったらデリヘルやソープに負けないぐらい稼ぎます。
稼ぎと安心感のバランスのよさが、箱ヘルの最大の魅力かもしれませんね。