ガールズバーの面接に行ったら実は風俗で、騙されて働かされる…そんな話を聞いたことないでしょうか?
そんなような話は、ネットの記事や掲示板、ツイッターなどで時々書かれています。
でもそれって本当に起こる話なのでしょうか。
今回はそんな、ガールズバーの面接→風俗送りという噂について検証していきたいと思います。
目次
ガールズバーの面接での風俗強要!ネットで見かける例とは
正直言って、私はガールズバーの面接→風俗デビューという話を、ネット以外で聞いたことがありません。
結論から言うと、ネット上の都市伝説だと思います。
ネットでよく見る「普通にガールズバーの面接を受けたのに、気づけば風俗で働かされていた」という話にはいくつかパターンがあるように思います。
まずはそれらを挙げていってみましょう。
大手グループの系列の風俗に連れていかれる
大手のグループの中には、確かに風俗とガールズバー両方を経営している所もあります。
そのグループのガールズバーに面接に行ったけど、「採用がいっぱいになった」などと言われて、風俗を勧められるという話ですね。
確かに大手のグループだったら、そのグループの中で移籍したりという例は実際にあります。
風俗未経験の女の子にとっては、リアリティを感じてなんとなく納得してしまうかもしれませんね。
架空のガールズバーで求人をする
また、よく聞くのは、「ガールズバーのキャスト募集」としながらも、実際にお店もなければHPもないという話です。
完全に架空のガールズバーを作って、お店の名前も住所も全部ウソ。
電話とメールだけがちゃんと使えるというものです。
この求人を見て連絡してきた女の子に、カフェなどで少しずつ風俗の話をして、最終的には風俗に連れていくという流れです。
ガールズバーの求人に連絡したら、いきなり風俗に連れていかれた
ガールズバーの採用担当のスタッフと待ち合わせをして、いきなり連れていかれたのが風俗だった、という話もよくあります。
さっき挙げた、架空のガールズバーで求人する話に似ていますが、こっちはもういきなり風俗に連れていくという話です。
話がより過激になっていますね。
女の子も何となく違和感を感じたけど、、気づいた時にはもう手遅れ。
怖くて風俗で働くことになってしまった…。
みたいな流れになることが多いですね。
悪徳スカウトに騙されてガールズバーの面接から風俗デビュー
悪いスカウトマンに、「ガールズバーを紹介するから」と言われて連れて来られたのが風俗で…というパターンもあります。
スカウトとお店の人に囲まれて、断りきれずに働く…みたいな展開になっていきます。
話の大筋はこれまで紹介したものに似ていますが、それにスカウトマンが絡んでくるわけですね。
まあ冷静に考えたらすべて都市伝説だと思います。
ガールズバーの面接が風俗だった!という話が都市伝説だと思う理由
よくよく考えれば考えるほど、ガールズバーの面接で風俗を強要されるなんて、都市伝説としか思えません。
その理由は本当にたくさんあります。
すべて見ていきましょう。
架空の店舗ではそもそも求人できない
ガールズバーの求人をしようと思ったら、まず女の子向けのナイトワーク求人サイトを使います。
でも、お金さえ出せばどんなお店でも求人を出せるわけではありません。
ちゃんとそのお店が存在している証拠、つまり警察からの営業許可書などが無いと求人を出せないのです。
架空のお店だったら、警察からの営業許可書なんてあるわけないですよね。
女の子向け求人サイトが、もし架空の変な求人を載せてしまえばどうなるでしょう。
女の子を騙す手伝いをしているようなもので、信用ガタ落ちです。
求人サイトは信用商売です。
信用がなくなればその求人サイトを使う人が減っていき、サイトの利益も落ちていくでしょう。
しっかりした求人サイトは怪しい求人を嫌います。
「架空のガールズバーで女の子を集めて…」なんて話がウソっぽいのは、これが理由です。
風俗ならふつうに風俗の求人を出した方がいい
昔働いていたお店の店長さんから聞いたのですが、夜のお店の求人広告ってビックリするぐらい高いそうです。
お店によっては毎月求人広告を出すのもキツいとか。
そんな高い広告費を払って、わざわざガールズバーの求人を出すなんて、お店の経営的にすごく苦しいでしょう。
普通に考えてそのお金を風俗の広告に使ったほうがいいですよね。
そしてガールズバーの求人で来るのって、やっぱりガールズバー希望の女の子です。
そんな女の子に風俗を提案しても、嫌がって帰る子がほとんどでしょう。
高いお金を払って求人を出すんだから、そんな無駄なことするわけがありません。
系列の風俗店を勧めるのも、リスクが大きすぎる
大手グループがガールズバーと風俗を経営していて、ガールズバーの面接に来た女の子に風俗を勧めるというパターンだったら、まだ現実にありそうな気がしますよね。
しかしこれも正直考えにくいと思います。
これがソフトな風俗の面接→よくある風俗というパターンなら、実は聞いたことがあります。
大手グループのソフト店に来た女の子に、それとなく普通の風俗を勧めるのです。
でもこれって、サービスの中身が違うだけで、結局どちらも風俗です。
ガールズバーの面接に来た女の子に風俗を勧めるのとは全然違います。
そしてこの場合も、それとなく提案するだけで、強要みたいな感じではないでしょう。
もしガールズバーの面接に来た女の子みんなにグイグイ風俗を勧めていたら、いつか悪い噂が立つでしょう。
夜の業界は口コミが周りやすいので、悪い噂が立ったら最悪です。
女の子が集まらなくなっていって、最悪お店が潰れます。
もちろんガールズバーで働いていて、女の子が「風俗に興味がある!」というのなら、系列の風俗を提案することもあるでしょう。
でもこれって、お店で働いていて、スタッフと信頼関係のある女の子の場合です。
面接に来ただけの女の子に、同じグループの風俗をグイグイ勧めるなんて絶対ないと思います。
女の子を無理やり風俗で働かせるのは絶対ムリ!
そもそも多くの未経験の女の子が誤解していますが、「風俗で無理やり働かされる」なんてありえない話です。
逆に風俗なんて、辞めたくなったらすぐ辞めることができる仕事です。
なんなら勤務中にイヤになってそのまま辞める子だってたまにいます笑
そんな業界ですから、ガールズバーの面接に来た女の子に対して、脅したり言いくるめたりして風俗で働かせたところで、すぐに辞めて終わりです。
そして万が一警察に相談されたりしたら最悪です。
スタッフや経営者が逮捕されるみたいな話にもなってきます。
女の子を騙したり強要したりして働かせるなんて、リスクばかり大きくて、メリットがまったくないですから、普通のお店は絶対やりません。
悪徳スカウトに騙されるのも考えにくい
悪徳スカウトマンにガールズバーの面接として風俗に連れていかれるのも、ちょっと考えにくいです。
ガールズバーとして風俗に連れていくなんて、女の子を完全に騙しているわけですから、まともな風俗のスタッフなら絶対困ってしまうでしょう。
騙されて連れてこられた女の子なんて、働く可能性は低いし、働いてもすぐ辞めてしまうはずです。
風俗のスタッフにとっても迷惑な話です。
1回や2回ぐらいなら大目に見てくれるかもしれませんが、そんなことが続けばお、店のスタッフもスカウトマンに文句を言うしかありません。
そして騙して面接に連れて行ったところで、スカウトにとってもデメリットしかありません。
スカウトの給料って、女の子が働いてやっと発生します。
騙して面接に連れて行っても、ほとんどの場合女の子から恨まれるだけで、連絡先もブロックされるでしょう。
稼ぐチャンスを自分で捨てることになってしまいます。
それぐらい冷静に考えればありえない話なんですね。
ガールズバー面接→風俗強要で唯一ありえるかもしれないパターン
ここまでガールズバーの面接で風俗を勧めることのデメリットや、無駄の多さを沢山書いてきました。
効率が悪すぎるので、普通のお店だったら絶対やらないことでしょう。
しかし世の中には色々な人がいます。
ガールズバーの面接から風俗強要も、100%ないとは言い切れません。
ネットで読んだ話の中にも、ありえなくはない話もありました。
ティッシュ配りなどの手渡しのガールズバー求人には注意!
街で遊んでいると、ガールズバーの求人情報が書かれたティッシュを渡されたことがある女の子もいると思います。
ティッシュ配りなどの手渡しでの求人情報の場合、架空のガールズバーを語って女の子を集めている可能性も100%無いとは言えません。
最初に書きましたが、女の子向けの求人サイトには架空のお店を載せることができません。
でもティッシュ配りみたいに手渡しの形だったら、架空の求人情報を女の子に渡すことができますよね。
夜のお店で一番大変なことは、働く女の子を集めることです。
特に個人でスタートさせた小さいお店だったらすごく大変でしょう。
できることは何でもやってやる!ということで、女の子を騙すみたいな求人方法に手を出してもおかしくありません。
もちろんこういう手渡しの求人が全部インチキだと言っているわけではありません。
ただ、中には変なものも混ざっている可能性があるということです。
そういう求人の中には悪質なものもあるかもしれません。
危ないガールズバー求人に騙されないためには
変なガールズバーの求人を特別怖がる必要はありません。
騙されないためのポイントを押さえておけば、まず大丈夫です。
まずガールズバーで働きたいなら、大手の求人サイトを使いましょう。
大手の求人サイトに載っている=普通に営業しているお店と思って大丈夫です。
よく分からないお店だったら、そもそも大手の求人サイトを使うお金もないでしょう笑
また、大手の求人サイトを使わない場合でも、気になるお店が見つかれば、念のためにそのお店をHPで検索してみましょう。
友達や知っている人の紹介だとしても一度調べたほうがいいです。
普通に営業しているお店だったら、お店のHPが出てくるはずです。
夜のお店の求人で、HPや住所が見つからないのはかなり怪しいです。
営業していたとしても、違法営業の可能性だってありますね。
「新しいお店だからHPは準備中で…」なんて話を聞いても100%ウソだと思っておきましょう。
街で感じのいい人に勧誘されてもすぐに信用してはいけません。
面接に行く前に、ネットでしっかり検索するのが大切です。
そして繰り返しになりますが、大手の求人サイトを使った方が絶対に安全でしょう。
住所やHPなどはしっかりチェックしてください。
まとめ
ガールズバーの面接に来た女の子に風俗を強要するなんて、普通だったら絶対ない話です。
女の子よりもまずお店側にデメリットが多すぎです。
しかし頭のおかしい人がが夜のお店をスタートさせれば、めちゃくちゃな方法で女の子を集めようとすることも、ひょっとしたらあるかもしれません。
でも大丈夫です。
- 面接に行く前にネットで検索
- できれば大手の求人サイトを使う
この二つを徹底していれば、変なお店に騙されることもないでしょう。
必要なのは最低限の警戒心だけです。
人を信じすぎたりせずに、自分でも調べるという姿勢をもっていれば、変なトラブルに巻き込まれることもないでしょう。